Saori in her 40s in Tokyo

ライター土谷沙織 が40歳になった記念に始めた雑記ブログ

マーク・ウェブ監督のことがどうも好きみたいだ

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苦しさも気まづさも、イノセントであることの隠し味

映画「The only living boy in New York」(邦題は「さよなら、僕のマンハッタン」)を見ました。

 

チラシを見つけた時から、主人公の男の子の雰囲気が好きでずっと見たいと思っていた映画を、体調の悪い時にベッドの中で観たのであります。

 

色々どんでん返しがあるので、詳しくは書かないのですが、出演者がみんな美しいし、謎の隣人のおっさんの声が最高で、あのガサついたおっさんの声のナレーションに本当に持って行かれました。

 

主人公の男の子が、ある人との出会いによって

「いい人なんだけど(女の子から見て)ドキドキしないつまらない男」から

「意外とミステリアスな面もあるちょっといけない男」に変わっていくさまは、

なんというか、多くの人の青春の通過点に重なると思うし、

それが人を傷つけたり、自分自身を傷つけたり、愛を勘違いしたりっていう、

ザラついた感情を呼び起こすわけです。

 

中盤くらいの何気ないシーンで「本当は君は何か欲しいんだ」って

隣人に問われるシーン。私はあそこがグッときました。

誰かのためにとかって言って、本当は何かのせいにして諦めようとしている。

そういう大人って(私を含め)いっぱいいると思うから、

ちょっとこの映画を観て、自分と会話してみるのもいいかもしれないです。

 

おすすめ!映像も音楽もいいです。今の季節になんか合う!

私、このマーク・ウェブ監督の恋愛の裏側にある如何しようも無いエグ味を

容赦なく描く感じがどうも好きみたいです(笑)